真鍋島発!!殺処分のない島で拉致される猫達(前編)

2016年2月28日

猫の島 真鍋島(笠岡市笠岡諸島)

風景

瀬戸内海に浮かぶ漁業の島。
映画「獄門島」や「瀬戸内少年野球団」のロケ地になった。
眞鍋島を含む笠岡諸島は31の島からなる。人口1000人を超える島もあるが、瀬戸内海の島には珍しく一切架橋されておらず、離島の環境と雰囲気を残している。島々には岡山県側から※フェリー(笠岡~佐柳本浦航路)が就航している。

所在地 : 岡山県笠岡市

面積  : 1.49k㎡

人口  : 約300人

「猫の島」真鍋島の概要より転載

※白石、北木島は車で行けますが、真鍋島は住吉に車を置いて、人間だけで船に乗ります。

猫毒殺事件後の会議では「笠岡市のことは笠岡市で決める」

毒殺されたオヤジギャル

※死体となって発見されたⅯさんの保護猫オヤジギャル

  「猫の楽園」と呼ばれる真鍋島。今から1年程前、猫の毒殺事件が相次いで起こりました。この島で、たくさんの猫の保護活動をされているМさんの保護猫もMさんの保護猫も死骸となって発見されました。環境課や多くの島民は「病死」だと主張しているそうです。 ツイッター等での情報拡散により、全国の愛猫家や団体が笠岡市に抗議しました。

 明治以前から、島には猫を海に放り込むなど、「間引きをする」という風習がありました。島には猫嫌いな人もおり、道路を横切ったり屋根の上に姿が見えただけで「こら!」と怒声でおびえさせたりしていた「虐待」の事実もあったようです。動物愛護法では罰せられるこのような行為を、長年見過ごしてきた行政の責任ともいえます。笠岡市への抗議活動が盛んに行われ、はじめて事の重大さに気づいたのか、毒殺はストップしたのです。

 そして2015年10月に環境課が主催する会議が行われました。広島の『みなしご救援隊』、岡山の『犬猫の不妊去勢を進める会』、後に問題行動をおこす2団体が参加(すでに真鍋島から撤退するとして、会議に出席した団体の背後に控えている別団体は不参加)。団体が帰る船の時刻が迫って来て、『笠岡市のことは笠岡市で決める、島へ来て勝手な活動をしないように』という結論の、流れ解散となりました。

 

真鍋島のネームバリューで支援募集!?認知症の老人を説き伏せ「島民の了解を得た」

 nihiki耳カット真鍋島耳カット 

※無断で耳カットをされた猫達

 団体による猫の連れ去りが始まったのはそれからです。行政に断りもなく、無断でやってきて、猫を連れ去り手術するのです。中には状態が悪いのでレスキューしたと、里親募集までする始末。ある団体は「島民の了解を得ている」といっているようですが、声をかけたのは、猫嫌いの人、認知症の人など。「じゃあ手術をお願いします」という言葉を引き出しやすい方々です。島は交通事故にあったり迷子になる可能性がないので、認知症の老人が歩き回っているのです。

 特定の飼い主の了解を得て手術をすることもあるそうです。飼い主の希望により耳カットしない場合もあるそうです。特定の飼い主の了解を得ているのなら問題はないともいえます。飼い主がいる猫の手術はそもそもTNRなんでしょうか?保護猫までも連れて行くのは、単なる連れ去りです。耳カットして戻されるのが大半のようですが、中には戻ってこない猫も。。。

 

猫の世話をして6年、病気でもない猫がいなくなることはなかった

 Mさんが島に来て、猫の世話をするようになり6年、病気でもない猫がいなくなることはなかったそうです。以前から猫の保護活動をするMさんを快く思っていなかった漁師が、「毒を巻いたのはお前だ!」と吊るしあげる狙いもあった会議はその目論見が外れます。「犬猫の不妊去勢を進める会」の代表は「TNRもしていないのに何故こんなに猫の数が少ないの?」「猫の状態は悪くない、給餌や掃除も行き届いている」とMさんの活動を高く評価されたそうです。

 地元で世話をしている方に接触もしないで連れ去り、手術して返す。「状態が悪い」と連れ去り、里親募集する。観光客やⅯさんのフォロワーさんに人気の猫もいなくなっています。行政と島民の総意は、会議でも伝えたとおり「島に来て勝手なことをするな」ということなのです。

 なぜ殺処分がない島に来て、わざわざTNRをするのか?猫がいる島は真鍋島だけではなく、世話をする人がない離島もあるのです。

 真鍋島に団体がやってくるのは、映画で有名であり、観光名所としても人気が高く、個人のブログで『猫の島』として紹介する観光客が多いため(実際、観光客の9割は真鍋島の猫達が目的)、注目が集まりやすいのです。その為「真鍋島」を前面に出すと支援も集まりやすいのでしょう。毒殺事件を契機に、真鍋島から猫を救う活動と称して、首輪をつけている猫まで連れ去っているという蛮行です。

 健康状態が悪いと発信して真鍋島の猫のためにと、支援物資や資金を募り、猫の状態が良くなったのは活動の成果だとするのは、島の愛猫家の方々をないがしろにしています。

ノブテルとオヤジギャルノブテル 葬儀に出席

※「ほかの猫はフードを食べるのに夢中で仲間の死骸などには全く関心がなかったのですが、ノブテルだけは意味を理解し、いつもの縄張りから出て、葬儀場所の雪の浜まで一緒に来て別れを惜しみ、私は涙が出るほど感動しました。」とⅯさん。

yukuehumeinobuteru

※しかし現在、そのノブテル君も行方不明となりました。 仲良しだったオヤジギャルの葬儀に参加、花の匂いを嗅ぐノブテル君。

 

 

後編へつづく~

※ツイッターにて「真鍋島 猫」「真鍋島 TNR」で検索すると時系列がよくわかります。

※問題とされている団体名は、文中に明記していません。