茨城県常総市野犬問題!!殺す為に使われてきた捕獲機を生かす為の道具に!!

2016年1月11日

常総市野犬問題 取り組みの経緯

常総市野犬

2015年3月、CAPINに常総市在住の方から相談がありました。
自分が餌をあげている野犬たちが動物指導センターによって、
睡眠薬入り団子をまかれて一斉捕獲される、助けてほしいと。

常総市のある地域には多くの放浪犬がおり、
迷惑に思う人もいれば怖いと感じる人もいる。
一方で、可哀想だと餌だけあげて回る人がいる。

増えては通報を受けてセンターが捕獲・処分、
またご飯をあげる人がいて、避妊などもちろんしていないのでまた増えて、
何年も繰り返してきた地域だということがわかりました。

犬たちは攻撃性はありませんが、人馴れしている子もいればしていない子もいる。
老犬もいれば子犬もいる。
一時期は80頭ほどもいたのだそう。

jousou野犬2

残念ながら茨城の他の地域をはじめ、他県にもこのような野犬問題があります。
元々は人が捨てたか、放し飼いか迷子で放浪している犬たち。
根本にある問題は犬ではなく、犬を取り巻く人の意識です。
人の意識が変わらなければ、蛇口をしめなければ問題の解決には至りません。
ただ無為に生まれ増えて、殺処分される尊い命が増えていくだけです。

一定量の睡眠薬入り団子を無作為にまくという計画は、
当然、体の小さな犬や子犬にとっては致死量となることもあり、
翌朝には冷たくなっている犬たちも少なくないとのこと。
動物愛護に反するこのやり方はCAPINからも中止を求め、実施される事はありませんでしたが、
根本的に解決するには、地域の意識、そして行政の意識を変え中心となって取り組んでもらい、
この地域の野犬をいったんゼロにすること。

 

民間団体としてCAPINが協力しながら、基本的には地域と行政が主となって解決できれば、
他の同様のケースに対しても1つのモデルケースとなる。

そんな思いで取り組むこととなり、他団体様のご協力も仰ぎながら、
行政や住民とのワーキングチームも立ち上がりました。
子犬たちは30匹以上を譲渡、成犬の譲渡も少しずつですが進んでいます。

様々に変わっていく状況ですので、詳細なこれまでの活動につきましては、
「常総市野犬保護活動」テーマの過去記事>>> をお読み頂ければと思います。
 

現在、常総市の当該地域に常総市役所が借りて下さっている常総野犬シェルター(7月13日に契約)があり、
保護した野犬をCAPINボランティアが通って馴らし、お世話しています。
土浦市のCAPINシェルターにも多くの常総保護犬がおり、譲渡へ向けてお世話の日々です。

これからが正念場の常総野犬への取り組みにご支援、ボランティアご参加をお願い致します!

osewa

現在、常総野犬についての資金が非常に厳しい状態です。
どうか、ご支援をお願いいたします。

お振込みの際に、名義の冒頭に「ジョウソウ」と記載して頂くか、
メールにて常総野犬へのご寄付であることをお伝え頂けますと助かります。
(例:ジョウソウ ヤマダタロウ)
※領収書が必要な方は、メールにてお送り先をご連絡下さい。
 

①お振込先(銀行) :筑波銀行
店番号 : 035 (つくば営業部)
口座番号 : 1307709
口座名 : 動物愛護を考える茨城県民ネットワーク


②お振込先(ゆうちょ銀行)
口座名 :
特定非営利活動法人 動物愛護を考える茨城県民ネットワーク

(1)ゆうちょ銀行間の送金:記号10630 番号37112431
(2)他金融機関からのお振込口座:
  店名:0六八(ゼロロクハチ)
  店番: 068 
  普通預金
  口座番号 3711243

メールCAPIN公式メールアドレス:info@capinew.jp

jousouyaken jousou野犬

常総野犬をはじめ、多くの保護犬がいるシェルターでのボランティアさんを常に募集しています。 

★いつでもボランティアさん大募集

★シェルターボランティアさん大募集

★ご支援物資のお願い

「常総市野犬問題 CAPINとしての取り組みとご支援のお願い」転載

一度でもごはんをあげたら、殺すのは無理だ、慣れていかない犬はいないから

2015年5月に常総市でシェルターさがしがスタート。「野犬あるいはノーリードの犬は、とにかく慣らしに時間がかかる」ということで、長期使用を前提とする迷惑にならない場所を探されるCapinメンバーの方。

野犬の捕獲・手術・馴化・譲渡(あるいは預かりまで)には、数年単位で見なければならない、活動をやめてしまうと野犬が増え続けていくことになる為、永続的に飼養できる場所が必要になります。 「常総の多頭野犬に思う(土地探し)」

本来であれば行政や常総市の地域の問題です。他エリアに住む民間の方がやることではありません。メンバーの方は多忙の中、時間を工面して連日野犬問題の解決に奔走されています。

シェルターが見つかり、捕獲機を使っての捕獲・保護。捕獲機に誘い込む為、おいしい食べ物も作らなければなりません。捕獲後は脱走しようとする野犬に噛まれそうになりながらの、係留も大変な作業です。きつめの首輪を2個装着、噛んでしまうのでチェーンリードで繋ぎます。体に絡みつかないよう天井から吊るす格好となります「常総野犬に取り組んで5ヶ月」

噛みつこうとする犬でも、一度ご飯をあげれば愛護センターには渡せない、と野犬を慣らすことに奮闘されるメンバーの方々。人間の愛情に触れ野犬も少しづつ心を開き、犬と人間との関係性が、散歩を通じて変化していきます。「おかめ流 野犬の慣らし」

mutu narasi

野犬は先住犬や先輩犬から多く学びます。「自分一人では無理だったかもしれないけれど、先住犬がいてくれたおかげで難しい野犬も家庭犬になることができた」というような話をよく聞きます。多頭飼いに向いているのです。野犬はとても賢く、人間を知らないだけで、時間をかければ必ず信頼関係が築けます。

会議で行政の皆さんが求めてこられたのは、常総市役所が借りてくださっていた常総野犬シェルター(7月13日に契約)の1月12日解約と、ワーキングチーム解散です。

そして、通常業務に戻すことです。

いま常総シェルターにいる慣らし未完了な犬は、土浦市のCAPINシェルターに移動収容を求められています。

私たちが捕獲をした犬に必要な避妊手術は、ワーキングチームでは獣医師会の有志の先生が技術提供をしてくださってきましたが、これからは私たち民間の負担にまた戻ります。

これまではワクチンは獣医師会と県が一部ずつ負担。フードはセンター支給。世話と慣らしはCAPIN。

こうして行政が処分対象の犬を生かすために、しかも飼い主のいない犬、野犬を生かすために、シェルターを用意して、協働で現場で働き、地域の啓発を進めていく、という、画期的な事業が茨城県でスタートしたのです。

県も市も、これまで、よくやって下さいました。

現場でご一緒した指導センター職員の皆様には、深い尊敬と連帯感を感じています。捕獲のプロである方の経験と知識は素晴らしいと感じます。

(中略)
しかしワーキングチーム解散のあとは、生かすための衣料や物資は、民間丸投げの構図に戻ります。

(中略)

これまで、常総野犬撲滅のための官民協働の(捕獲、シェルター収容、管理、譲渡含む)プロジェクトについて、県や市からは表に出さないよう言われていたため、blogにはCAPINとしての捕獲や世話のご報告についてしか掲載できませんでしたが、ようやく、この日初めて、茨城県とセンターと常総市により、ワーキングチームについて記載することの了承が得られました。

(中略)

しかし、今や、県も市も、このプロジェクトを1月12日には終わらせたいとのご意向です。

私たちは今が始まりだと思っています。

まだ、犬はシェルターの中にも外にもおり、捕獲のできない餌やりさんたちがいるのですから、とにかく諦めず、粘りながら、かけていくしかないのです。

やっと捕獲に本気になってくださったじゃないですか、茨城県動物指導センター。

「わたしたちのクリスマスイブ」より引用

 

徘徊犬をつかまえて保健所やセンターに運び、犬を殺すために使われてしまうことが多い捕獲器。それを生かす為の道具として使っている常総野犬問題に取り組む方々。本来なら行政が主体となって取り組むべきことです。

野犬には首輪やリードが複数必要となります。現在、資金も人手も足りていない状況です。常総野犬問題が茨城県発のモデルケースとなるよう応援しましょう。是非、ご協力をお願い致します。

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※常総野犬問題について意見・要望をセンターに!

茨城県動物指導センター 

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件名 茨城県動物指導センター常総野犬、意見要望