理想のペットショップは保護された動物を引き取る場所、そしてペットとの生活に必要なフードやペット用品を売る場所に!

2015年11月4日

ワンちゃんたちを救う画期的な法律が生まれる この度、アメリカのアリゾナ州フェニックスで、「ペットショップで売られるすべての犬は、シェルターなどの保護施設にいる犬でなくてはならない」という法律が可決されました。

これは、Puppy millと呼ばれる、営利を目的として犬などの愛玩動物を劣悪な環境で大量に繁殖させるブリーダーによって、つくりだされる「命」を減らすため。この法律によって、とにかく産めや増やせ、という状況は打開されるはずです。

フェニックスでは、これまでに23,000頭の犬たちがペットショップで売られてきたそうで、この法律が施行されることで、ペットシェルターや動物愛護団体で、数ヶ月から1年、2年と飼い主との出会いを待つ犬たちが、ペットショップで販売されることで、今までよりも早く飼い主が見つかり、また、シェルターが満員になってしまうことを防ぐことができると考えられています。

そして、Puppy millの劣悪な環境を改善させることも大きな目的の1つです。アリゾナ州の州都がこのような決断を打ち出したということは、ペット業界にとっても大きな進歩かもしれません。
1匹、1頭でも多くのワンちゃんたちが、大切な家族を見つけられることを祈って。

Arizona Rules All Dogs Sold In Pet Stores To Come From Shelters [True Activist]記事より引用

制定に尽力したフェニックスの女性議員によると「アリゾナ州には家族を必要とする保護犬がたくさんいるのに、わざわざ他から連れて来る必要はないでしょう」と語ったそうです。

これは劣悪な環境のパピーミルの縮小・廃業を示唆するものです。日本にもたくさんの保護犬・保護猫が保健所や愛護団体に存在しています。ペットの増産体制になかなかストップをかけられない為、殺処分という最悪の方法がペット産業を支えていることになります。

アリゾナのようにペットショップが保護犬・保護猫・野犬・野良猫ばかりになるのは理想的なことです。保護犬をペットショップに陳列するという実験を行ったブラジルの実験例もあります。

お客さんはなんの疑問もなく、純血種ではない動物を選んでいくのです。ペットショップは保護された動物を引き取る場所、そしてペットとの生活に必要なペット用品やフードを買う為の場所になることが、本来あるべきペットショップの姿かもしれません。