まさに「命の冒涜」、クローン工場はパピーミルと動物実験のコラボレーション

2015年11月24日

天津で世界最大の「クローン工場」を建設へ、犬などのクローン作成

クローン用

※写真はイメージです

天津開発区管理委員会が22日に発表した情報によると、同委員会はこのほど英科博雅基因科技(天津)有限公司と戦略的連携協定を結び、世界最大の「クローン工場」を建設することを決定した。新華網が伝えた。

同社は北京大学医学研究所、天津国際生物医薬連合研究院、韓国秀岩生命工学研究院と協力し、天津開発区で世界最大の「クローン工場」を建設する。優良使役犬、ペット犬、人類を除く霊長類、優質な肉牛、トップクラスの競走馬といった動物のクローン事業を担当し、畜産品種改良におけるクローン技術の応用、および特殊疾患のモデル動物の提供の実現を加速する。

同社は博雅控股集団の傘下企業で、「クローン工場」プロジェクトを天津で運営する実体企業だ。同社は2015年末までに、中国を含む世界各国に、空港・税関・警察などの特殊任務の遂行に用いる550頭のクローン犬を提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月23日より転載

 

 ニュージーランドでの最近の研究によると、クローン牛は、慢性疾患や病的傾向に苦しむことが多いといいます。クローン牛は流産しやすく、死産もしくは産まれたとしても障害を持って産まれるなど、長生きするものが少ないと言われています。

 クローン犬もまた、多くの代理母を必要とし、手術で卵子を取り出すことから、雌犬に犠牲が強いられます。成功率は明らかにされてはいないので、どれだけの犬が流産となり死産となり、手術で命を落としたかは知る術はありません。

 これはまるで、パピーミルと動物実験との悪魔のコラボレーションといえるのではないでしょうか。

 まさに「命の冒涜」です。

 動物に多大な犠牲を強いて莫大な利益が追求される、クローン工場。遺伝子操作食品への不安を払拭できるはずもなく、ますます不信感を募らす世界の消費者が、この技術・工場への反感を一層強めることは想像に難くありません。