助ける頭数も大陸的!?中国で動物の保護活動をするすごい人々

2015年12月8日

中国発!!多額の借金を背負んでもなお犬を助ける男性、その数2000頭以上

wanさん

中国吉林省のワン・ヤンさんは食肉処理場の犬や野良犬を救うため多額のお金を費やしてきました。

29歳の建設作業員であるワンさんは、自分の犬が数年前に行方不明になり、地元の食肉処理場を捜しましたが、残念ながら再会することはできませんでした。しかしその時、彼は「犬達を助けなければ」という思いにかられたといいます。 

中国ニュースサービスによると、ワンさんは動物救助センターを設立し、過去3年間で2,000頭以上の犬を救いました。

 シェルターには現在200頭の犬達がおり、ほとんど寄付に頼っている状態です。動物を保護するために、数千万円を費やしてきたワンさんは、多額の借金を抱えることになりました。

 ワンさんには婚約者がいて来月結婚予定ですが、結婚資金はすべて犬達の為に使ってしまいました非常にタイトな資金繰りで、狂犬病ワクチンを買う余裕もありません。保護した野良犬などには頻繁に噛まれるので、命をおとしかねません。

 困難な状況にもかかわらず、ワンさんは自身の活動により、たくさんの中国人が犬肉を食べることをやめ、動物を可愛がってくれることを、願ってやまないのです。

GB times 2015/11/19 より要約

 

 中国といえば、犬食や「余命一週間犬」「クローン工場」など、動物に非情な国というイメージ。ですが、2015年の春、南部の玉林市で開かれる「犬肉祭り」から360頭もの犬を救ったヤン・シャオユンさんという女性のニュースが一躍有名になりました。中国にも動物愛護の女神がいる、と。

 元教師のヤン・シャオユンさん(65歳)は定年後、犬や猫を保護するシェルターを設立。そこには既に1000頭以上の犬と200頭以上の猫たちが暮らしています。朝5時には起床し、、動物たちの1日2回の食事のために、8時間かけてご飯を作っているそうです。

 犬猫を保護するようになったのは、シャオユンさんの旦那さんが亡くなり、死を考えていた時、川に投げ捨てられた子猫を助けたことがきっかけになったといいます。

 上記のニュースのワンさんも、ご自分の愛犬とは再会できなかったのですが、食肉処理場に足を運んだのが動物保護のきっかけとなりました。人は色々なきっかけで動物を助ける活動を始めるものです。

 しかし、人生を賭けて動物を保護することは、誰にでもできることではありません。個人や団体で保護されている方でも、がんばりすぎて、キャパオーバーになってしまうことが多々あります。相手は生き物です。自分が倒れたら、本末転倒になってしまう危うさが、そこにはあります。

 動物の保護活動においては、自分では無理だというラインを認識し、余裕があるギリギリ程度で止める位を見極めていくしかないと考えます。がんばりすぎないことも大切ですよね。キャパオーバーになってしまったら、友人・知人、SNSやブログなどで助けを求めてほしいと思います。

 一頭でも多く助けたい、と犬猫好きの方ならそう思う方も多いはずです。「助けたい」という気持ちが大事で、がんばっている方々を物資や資金などで応援するのも、保護活動の一環です。

 中国は動物に対する蛮行も凄まじいですが、保護する方々のスケールも大陸的ですね。このようなスゴイ方々が今後、数多く登場してくるかもしれません。同じアジアの近隣国として注目し、がんばっている方々を称賛することで、中国の動物愛護の流れが少しでも変わるかもしれません。