ビバリーヒルズ発!!劣悪な環境で生まれた動物を販売するペットショップを撲滅

2016年1月14日

ビバリーヒルズにて「ペットショップでの動物の販売が禁止」されることに! 「保護動物の取扱いのみ可」との条例が可決される

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 「営利目的で繁殖させた動物」を売ってはいけない

2015年8月18日、ビバリーヒルズ市議会が画期的な条例を可決した。それは市内に存在するペットショップを対象に、非人道的・劣悪な環境で繁殖させられた動物の販売を禁止し、その代わりにシェルターや動物愛護団体で保護された犬、猫、ウサギの取扱いのみを認めるといった内容だ。

これで、劣悪な環境から動物を救えるだけでなく、動物の殺処分数も減少すると見られている。なぜなら1人でも多くの人がシェルターから動物を保護すれば、その分だけ殺処分される動物の数が減るからだ。

ビバリーヒルズがお手本になる!

この条例可決の立役者の1人が、米動物愛護団体『ベスト・フレンズ・アニマル・ソサエティ(Best Friends Animal Society) 』のエリザベス・オーレックさん。彼女の活躍のおかげで、8年前からビバリーヒルズ市内には、劣悪な環境で生まれた動物を販売するペットショップは存在していない。

しかし、この先も二度とそのようなペットショップをオープンさせてはいけない……と決意した彼女は、市議会員と協力して活動を継続。そして、今回の条例を可決へと導いたのだった。

オーレックさんは「ビバリーヒルズでこのような条例が可決したことは、他の地域のお手本になるはずです」と話している。ちなみにアメリカではすでに80もの地域で、パピーミルなどの劣悪な環境で繁殖された動物の売買が禁止されているという。

犬や猫を売らなくても、ペットショップは運営できる

動物を売れないんじゃあ、ペットショップも商売ができないのでは? と思う人もいるかもしれないが、生体販売抜きでも成功しているペットショップは存在する。例えば、ビバリーヒルズ市内に店を構える『Pussy and Pooch Pt Lifestyle Center』 などがそうだ。

この店では生体販売は一切行われず、ペット用品の販売やグルーミング、トレーニング、デイケアなどのサービスだけで成り立っている。また、シェルターから引き取られた3匹のネコが店番として常駐しており、お客さんたちに保護動物の存在をアピールしているのだった。(後略)

rocket news 24 より転載  2015/8/26

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エリザベスさんは、市議会議員や弁護士事務所と協力して活動を続け、条例を可決する市議会の投票では満場一致で可決します。「私達は非常に思いやりのある市長と市議に恵まれた。彼らは非人道的なパピーミル工場に対して、毅然とした態度をとる重要性を理解している。」とエリザベスさん。

ビバリーヒルズはカリフォルニア州ロサンゼルス郡の西部に位置し、セレブが住む街として海外ドラマなどでも有名です。世界からの注目度も高く、そのような街で「劣悪な環境で繁殖された動物の生体販売が禁止」され、「保護動物を引き取ることが当たり前」という風潮が広まることは日本でも大歓迎です。海外セレブに保護動物を家族に迎えている人はとても多いですね。

ビバリーヒルズのようにスポットライトが当たる街は他エリアに影響を及ぼします。このような条例が可決する為議員の活躍も欠かせません。動物行政の問題がスムースに解決するには、議員や市長などの理解や協力が不可欠といえます。

日本でも生体販売をストップした岡山のペットショップはユーザーから高い評価を受け、賞賛の声が挙がっています。他のペットショップへの抑止力となるからです。

アメリカではまだまだパピーミルが存在していますが、個人レベルでパピーミルと繋がっているペットショップに対しての不買運動が繰り広げられているようです。日本でも売れ残ったペットは遺棄される、動物実験に使われる、繁殖犬にさせられる、など悲惨です。ペットショップはペット関連事業で収益を上げれば成り立ち、売残る犬猫達もいなくなる。ビバリーヒルズのリアルな素晴らしさを日本も見習いたいものです。