今が譲渡を目的とした「生かす施設」への転換期、低予算の新愛護センターが続々と

2016年3月16日

福井発 犬猫を守る活動拡大 殺処分が半減

friends-1149841_1920

※画像はイメージです

 (前略)大幅減の理由として、同課の担当者は「譲渡会など事業の民間委託範囲が丹南・奥越から福井・坂井を含む嶺北地方一円に広がったため」と話す。さらに民間団体の担当者は、保護した犬をすぐに持ち帰らず、周辺で飼い主を探すなどきめ細かく対応している。委託範囲は今後、嶺南地方にも広げる方針という。

 県は15年度、犬と猫の譲渡、適正飼育の拠点となる「ふくい動物管理指導センター(仮称)」の整備計画を検討。国道8号やJR北鯖江駅などに近いことから、建設予定地を福井市徳尾町の空き地3500平方メートルに決めた。高速道路と河川に挟まれ、近くに住宅はない。一六年度に実施設計、一七年度に着工する。

 施設は木造平屋建てで、床面積375平方メートル。(中略)

 成犬21匹、成猫40匹をそれぞれ収容できる。災害発生時には動物保護の拠点にもなり、テントや食料などを備蓄する。県の一六年度当初予算案に実施設計費千四百万円を計上した。指導センターは県外の「動物愛護センター」に相当し、全国では福井と岩手、香川の三県が未整備となっている。

中日新聞CHUNICHI WEB より転載

 

今が譲渡を目的とした「生かす施設」への転換期、低予算の新愛護センターが続々と

 

 福井県では殺処分数が2015年度に半減する見通しとなったそうです。福井県では動物愛護の中核施設を福井と鯖江の市境に開設させ殺処分ゼロを目指すということです。

 徳島県でも神山町阿野の県動物愛護管理センターに、新しい飼い主を探すための専用棟を新設するというニュースもありました。16年度一般会計当初予算案に設計費1400万円を計上したそうです。

 犬猫の殺処分ゼロを目標に掲げる秋田県でも、新たな動物愛護センターを計画、秋田市の公園内に約6200平方メートルの敷地。施設は木造平屋で、整備費は8億4000万円。16年度当初予算案に必要経費を計上、2019年のオープンを目指すということです。秋田県の佐竹知事はロシアのプーチン大統領から送られら猫を含め8匹を飼う猫好きとうことで有名ですね。

 殺処分をなくす為、譲渡する為の施設の建設を予定している行政は、

・「木造平屋建て」→ハコモノにお金をかけ過ぎない

・「公園内」→公園が整備され、地域の方に喜ばれる

・「利便地」→譲渡する施設として重要、車でしか行けない施設は、譲り主(里親)の母数に影響が出る

 

などを考慮して計画されています。他行政の利点を取り入れていると思われます。もちろん、土日祝日オープンも考慮されていることでしょう。愛護センターが「譲渡の為の生かす施設」として新設、または従来の施設も「生かす施設」に生まれ変わるこのトレンドが是非とも加速してほしいですね。