ペット同行避難は場所不足も、南阿蘇村では旧校舎の教室利用した同伴避難所が!!

2016年4月28日

うれしいニュースだった被災ペット保護センターは残念ながら間に合わず

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※写真はイメージです

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熊本地方を中心に発生した地震により、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地の皆さまとペット達が安心して眠れる日が来るよう、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。 

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日本大分に被災ペット保護センター 日本獣医師会、県の枠超え対応

医師会は11日、九州・沖縄、山口で大規模災害が起きた際、飼い主とはぐれて取り残されたペットなどの動物を保護する「九州災害時動物救援センター」を大分県九重町に整備すると発表した。災害時に都道府県の枠を超えて動物を保護する施設は全国で初めて。来年4月のオープンを目指す。

 センターは、九州電力が所有するキャンプ場の一部(約3万平方メートル)を借り上げて改修。最大50匹の犬と猫を収容できる。飼い主が見つからなかったり、避難所にペットを持ち込めず、飼い主が飼育を諦めたりした場合、新たな飼い主に引き渡すまで保護する。必要に応じて獣医師も派遣し、治療を行う。

2016年03月11日 西日本新聞より転載

 

 地震の約1ヶ月前に発表されたニュースです。来年開館予定であったようで、残念ながら今回の地震には間に合いませんでした。一般社団法人「九州動物福祉協会」が、津波被害を受けないであろう九州電力のキャンプ場の一部を借り上げ、既存の管理棟やバンガローを改築するということ。平時はリタイアした盲導犬や警察犬を保護する施設だということです。「万が一の時は、九州全体で被災地の動物を救う体制を整えたい」という会長からのコメントもありましたが、今回の地震を受けて、具体的な救済につながるよう検討を重ねてほしいものです。

 

旧校舎でペット同伴避難を受け入れる南阿蘇村 

 ペットと同行避難できる場所は限定されていて、同行避難が可能な場所でも、気を使って避難所に入れず、車中で過ごしている方も多いということです。ペット同行避難が周知されていないという問題もあり、避難所に入るのを断られた方も大勢いるとのこと。なんとか飼い主とペットの助けになろうと動いている団体も、受け入れがぎりぎりのところで活動されているようです。

 ペットを飼っているご家族や、小さい子供がいるご家族はまわりへの迷惑になると、車中で寝泊まりされている方が大勢おられます。車中泊で足を伸ばして眠れない人のエコノミークラス症候群が懸念され、熱中症になった犬もいるとのこと。「なんとか足を伸ばして、ゆっくりしてほしい」と、エコノミークラス症候群とみられる症状で初の死者が出た翌日の19日、全国11自治体に協力を求めて「熊本地震テントプロジェクト」が始動しました。※「テントで居場所確保=登山家野口さん寄贈、長引く避難生活支援―熊本地震・益城町」

 

 

 

 当初はペット同行避難もできると受け取れるような報道もありましたが、衛生面などからペット同伴の受け入れはしていないようです。テントも利用者が増えると、複数同居ということになるようです。雨が激しくなれば、浸水も心配されます。

 

 そんな中、熊本県南阿蘇村で閉校した旧白水中学校の教室がペット同伴専用の避難所として利用されているそうです。25日現在、4世帯9人が犬4匹と共に身を寄せているとのこと。現在使われていない強固な建物を利用して、ペットと同伴者が避難できるこのような試みが、更に拡がることを願います。※「旧校舎の教室利用しペット同伴避難所 南阿蘇村 /熊本」毎日新聞