被災ペットの広域保護施設大分に6月開設!!熊本地震を受け計画を前倒し

2016年5月14日

全国初、被災ペットの広域保護施設 大分に6月開設

災害で飼い主と暮らせなくなったペットを保護する施設が、6月上旬にも大分県九重町に設置される。一般社団法人九州動物福祉協会(福岡市)が九州各県の獣 医師会と協力して運営。大規模災害時に都道府県の枠を超えて受け入れる施設は全国初という。来春に完成予定だったが、熊本地震を受けて開設を早めた。

 名称は「九州災害時動物救援センター」。九重町湯坪の九州電力保養所跡を借り、既存の管理棟などを改修して犬猫の建物やドッグラン(運動場)を備える。 餌代は必要なく、予防接種代などを除いて無償にする。大分県獣医師会を中心に、九州の獣医師やボランティアが運営に当たる予定。協会によると、既に熊本県 から100匹程度の受け入れ打診が来ているという。日本獣医師会が中心となって計画した。環境省は東日本大震災の後、飼い主と同行避難するのが合理的とす るガイドラインをまとめたが、熊本地震では他人に遠慮して車中泊などをする避難者が相次いでいる。

=2016/05/13付 西日本新聞朝刊=YAHOO!japan ニュース

 

 今年3月には来春の開館を目指し、約3万平方メートルを借り上げて改修、最大50匹の犬と猫を収容できるというニュースが報道されました。今回の熊本地震を受け、緊急に計画を前倒ししたようで、今回の収容頭数は緊急の為100匹、将来的には最大500匹の受け入れが可能になるといいます。

熊本の犬猫も大事、もともと地域のセンターに収容されている子にも配慮をお願いします

 殺処分ゼロを達成したことで有名な熊本市動物愛護センターでは、震災により犬猫の収容数が飽和状態になった為、環境省を通じて近畿・中四国に受け入れを要請し、犬29頭、猫2頭が広域譲渡されることになりました。受け入れた自治体の様子はローカル局のニュースで流れたりします。熊本の犬猫が注目され譲渡されることは、とても喜ばしいことです。ですが、TVなどで放映される等注目が集まった保護犬(今回は熊本の保護犬・猫)などは人気が高まる傾向にあるので、元々収容されている子達も、その際にはローカルニュースで紹介したりするなどの配慮があれば、と思います。

 

ペットも人間以上にストレスを溜めている、小さなペット・トラブルを防ぐ「声かけ」も大事

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※写真はイメージです

 熊本では避難生活が長期化するなか、体育館などにペットと同伴できる専用スペースを設けるところも出てきているようです。益城町ではペット専用プレハブ棟の搬入を始めたそうです。

 「ペットが苦手な人もいる」「衛生面で問題が出ると困る」など、ペット同伴避難に関してはまだまだトラブルが多いようです。ペットも慣れない環境でストレスを溜めています。飼い主さんも、他の方に迷惑がかかっては困ると、気を使って消耗しておられるでしょう。ペットも身体が弱い子、気が弱いビビりな子、人が苦手な子、色々です。ペット好きの親切、例えば急に撫でたり、食べ物を与えたり、が裏目に出てしまう場合もあり、飼い主さんも「やめて下さい」と言いづらい場合もあります。「触っても大丈夫ですか」などの声かけは、こんな時だからこそ、大事にしたいですね。

 対応の遅れからペットと共に車内泊をされている方も多く、体調を崩されている人やペットも多いと思われます。行政にお願いしてもテントを張って貰えない状況の方々もおられます。地域によって被害も異なりますし、続く余震の中まだまだ不安な方々・ペット達がいる、という現実を忘れないようにしなければと思います。