大分県・市共同の愛護施設、2018年度完成約10億円、三重県でも新拠点、約2億6千万円

2016年8月29日

大分では動物愛護の拠点施設 早期設置を大分県獣医師会とボランティアが要望

大分県の動物愛護の拠点となる新施設の早期設置を求め、県獣医師会とボランティアメンバーは8日、大分市の県庁を訪れ、二日市具正副知事に要望書を提出したそうです。(大分合同新聞)県と大分市は、大分県の動物管理所(同市小野鶴)の老朽化と収容不足を解消し譲渡を推進する為の施設「動物愛護センター」を設立する方針を発表していましたが、開設時期などについては明らかにしていませんでした。

 

大分県・市共同の動物愛護施設、2018年度完成へ、総事業費約10億円

 

予定地は、九州乳業の本社工場などがある「みどりマザーランド」の一部約2万平方メートル。住宅地から一定の距離があることや交通の便が良いことなどから選んだという。

 基本構想案によると、動物保護棟は延べ床面積約1000平方メートルで、最大で犬60匹、猫100匹を収容する。事務室などが入る管理棟のほか、ドッグランも整備して、県内が被災した際にペットと同行避難が出来るよう検討する。一方、殺処分は県動物管理所で引き続き行う。 2016年08月23日 YOMIURI ONLINEより一部転載

総事業費は約10億円を見込み、県と同市が半分ずつ負担、今年度中に基本構想、17年度に建設着手予定ということです。(大分県関連記事

 

三重県でも殺処分ゼロや被災ペット対策目指し 県が新拠点、事業費約2億6千万円

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犬や猫の殺処分ゼロに向けた取り組みや災害時の動物救護体制の強化を進めようと、県は、津市森町に県動物愛護推進センター(仮称)の整備を進め、来年5月にオープンする。(中略)

センターの施設は、木造2階建てで延べ547平方メートル。犬と猫それぞれの飼育室と展示室、トリミング室、研修室、診療室を備える。犬を運動させるドッグランも設ける。事業費は約2億6千万円。主に、犬や猫の譲渡や、動物愛護教室をはじめとする啓発活動のために使われる。災害時には、被災ペット対策の拠点にもなる。(後略)

2016年8月26日 朝日新聞デジタルより一部転載

三重県動物愛護管理センターの前身は財団法人三重県小動物管理公社で、多くの管理センターと同じく野犬の捕獲、犬猫の引き取り及び殺処分を主な業務として設立されたそうです。そして公益財団法人三重県動物愛護管理センターへ名称を変更したもので、長期間犬猫を飼養できる譲渡の為の施設ではなく、殺処分を主な業務としているとして、地元のボランティアさんが長年にわたり行政に改善を働きかけてこられたようです。以前は成犬を譲渡したくないのではないか?と批判が高まった判定表の存在もありました。内実を伴った新しい施設になるよう注目していきたいですね。

三重県健康福祉部食品安全課の生活衛生・動物愛護班へ「殺処分は導入するのか」を問い合わせたところ、「三重県動物愛護推進センター(仮称)は、主に犬・猫の譲渡や動物愛護教室などの普及啓発活動を行う施設であり、施設内に処分機を設置する予定はございません。
今後も、将来的に犬・猫の殺処分数がなくなることをめざして取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。」との回答を頂きました。
 

ところで、三重県と大分県の事業費は大幅に差がありますね。建物面積は三重県が大分県の約1/2、土地面積他詳細は今のところ比較できませんが。。