高知県発!行政を動かしたのはボランティアの熱意、県と市が連携し「動物愛護センター」共同設置

2016年9月3日

高知県と高知市が連携し「動物愛護センター」の共同設置へ

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※写真はイメージです

高知県の尾﨑正直知事と高知市の岡﨑誠也市長は30日、高知県庁で県市連携会議を開き、それぞれの保健所などで引き取った犬や猫をできるだけ殺処分せず、新たな飼い主への譲渡を促進する「動物愛護センター」(仮称)を共同設置する方針で一致した。

 高知県食品・衛生課によると、県内で2015年度に殺処分された犬は103匹、猫は1717匹。高知県や高知市は動物愛護の啓発活動のほか、飼い主からの引き取り抑制などにも努めており、10年前の2005年度の犬2430匹、猫6196匹からは激減している。

一方、高知市と四万十市に1カ所ずつある県の小動物管理センターは、殺処分を前提に建てられた施設で、譲渡を進めるための収容スペース不足が課題となっている。

 高知県と高知市は孕東町の高知県中央小動物管理センターを共同所有しており、動物愛護の新たな施設整備について2015年から事務レベルの協議を本格化させていたという。(後略)

高知新聞 2016/8/31 より転載

 

高知県は殺処分数の多さや猫の即日殺処分、業務委託されている民間の工務店の問題など、動物行政においては悪いイメージが先行していた感があります。未だ様々な問題はあるようですが、徐々に改善され、県と市が提携し新しい「動物愛護センター」を設立することとなりました。

過去には消防のレスキュー隊が助けた猫がその日のうちに殺処分されるという痛ましい事件が起こりました。また猫の収容施設がなく、そのような環境で長時間猫に苦痛を与えるのならばと、当日殺処分していた高知県も、猫の譲渡が始まり、「定点回収」が廃止される、など実質的な改善が続々されているといいます。

高知県内のボランティアの方々の頑張りは目を惹くものがあり、外から窺っているいるだけでも、各々のSNSでの発信力は素晴らしいものがあります。暖簾に腕押し状態であった行政を動かした地元ボランティアさんの熱意。センターが設立するまで、険しい道のりが続くかもしれませんが、応援して見守っていきたいですね。