兵庫県明石市にも処分機を設けない新施設が!広域自治体に殺処分機は必要?

2016年9月26日

 

動物愛護センター殺処分施設は設けず 明石市概要発表 /兵庫

2016年6月8日

明石市は、2018年4月に目指している中核市移行に合わせて開設する「明石市動物愛護センター」(仮称)の整備概要を発 表した。「人と動物の共生によるまちづくり」を基本方針に掲げて殺処分施設は設けず、譲渡推進や動物愛護啓発などの殺処分ゼロを目指した施策を、ボラン ティア団体などとも連携して積極的に進める。

 中核市移行に伴い、動物愛護や狂犬病予防に関する法律に基づいた事務が県から市に移譲されるため、動物収容の施設として建設する。設置場所は同市大久保 町大窪の明石中央体育館西側の市有地。約6000平方メートルの敷地に約700平方メートルの平屋を建設し、収容犬・猫舎、治療室、多目的ホール、事務室 などが入る。屋外には収容犬の運動場や広場などを設ける。

 センターには殺処分施設は設けず、安楽死などやむを得ない場合には、加東市にある県の施設に委託する。今年7月に用地造成設計と施設設計を始める計画で、6月補正予算案に委託費2500万円を計上した。18年2月完成を見込んでいる。

 (後略)

毎日新聞 神戸版 より転載

 

広域行政に殺処分機は必要?

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明石市は中核市移行に伴い、建設予定とされている「明石市動物愛護センター」(仮称)では殺処分機は導入せず、やむを得ない場合は加東市にある兵庫県の施設に委託する、ということです。

先日HWJさん主催の塩村あやか議員の講演会での質問コーナーでのことです。「大阪府は新施設に殺処分機を導入しようとしていることについてどう思われますか」という質問に対しての、議員の意見は「広域行政においては、犬猫の処分をするだけではない殺処分機の設置は必要だと思います。」ということでした。

「広域自治体として複数のセンターがあり、殺処分を委託することが可能なら、新設される施設には殺処分機を置かないということは考えられるが、新設されるのが広域自治体の唯一の施設であるなら殺処分機は必要だと思います。犬猫だけを対象とするものではなく、イノシシや他の動物に対しての対策という意味であり、住民・職員の危機回避からも設置は妥当です。」

というご意見でした。例えば、東京の場合、新たなティアハイム型の施設をつくる計画があるそうですが、現在大田区の施設に置かれている殺処分機は残すであろう、ということです。広域自治体に危機管理対策としての殺処分機が必要ということであれば、それはそれで意見が分かれるところかもしれません。常時、殺処分機を設置し高いメンテナンス料を払うのか、緊急時はその時に緊急危機対策をとるというシミュレーションをしておくのか。

大阪府に話を戻すと、大型犬一匹が入る小型の殺処分機を導入予定ということです。塩村議員は詳しくご存知なかったかもしれません。犬猫以外の動物に対する危機管理対策に適したものではないと思われます。緊急時は緊急時の対策として、対応できるようシミュレーションされているとは思えません。