里親になるには~地域別ガイドライン~

地域別ガイドライン一覧

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保健所の犬・猫たちの里親になる方法

保健所・動物愛護センターのHP等で飼い主を募集しています

 自治体の施設とは、保健所、動物愛護センター・動物管理センターなどの名称で都道府県や政令指定都市ごとに運営されている施設(管轄は厚生労働省)で、各施設の情報は県庁・市庁のHPや広報誌から発信されます。

また行政のHPとは別に、動物愛護行政施設の専用サイトをもつ施設もあり、飼い主を募集している犬や猫の詳しいプロフィールを掲載しているところもあります。動物行政は地域によって相当な格差があるのは事実です。丁寧に詳しく動物への愛情あふれた情報を発信している行政もあれば、旧体制の行政(譲渡をする気があまりない、殺処分に対し容赦がない)もあります。

 すべての動物行政の意識が高くなるよう、殺処分廃止を求める団体や個人が日々働きかけているという現状です。

 動物行政ではどんな犬の飼い主を募集しているかというと、その行政の判定基準(『譲渡支援のためのガイドライン』pdfファイル 環境省)にそった犬が譲渡対象として選ばれます。判定基準をクリアした犬は家庭犬として飼いやすい犬であり、飼育の初心者にとって好条件ということになります。ただし各行政によって判定基準も異なります。

行政施設は平日の業務時間内であれば、電話予約で動物に会えます。日ごろ世話をしている職員が個別に対応してくれ、気に行った犬についての性格等を説明してくれます。

わからない点、気になる点などはどんどん質問できます。職員は業務であるので、住民からの相談・質問等に答える義務があるのです。動物愛護事業に熱心な職員さんであれば、しつけに対する高度な技術を習得している人も多く、動物愛護センターで開催されるトレーニング教室は民間のしつけ教室となんら遜色ないといいます。コスパの点でも利用価値は高いのです。

ただし、動物の収容・飼養管理・譲渡に対して消極的な行政もある為、ご注意下さい。

運命の犬・猫に出会ったら、譲渡講習会⇔登録申請(審査あり)⇒譲渡会という流れが一般的、地域によって手続きの複雑さには差があります

運命の犬に出会ったら、譲渡前講習会に参加し、殺処分の現実や犬を飼う為の必要な知識や約束事についての説明を受けます。そして、飼い主希望者用のアンケート(事前にインターネットで出力できる自治体もある)に記入し、それをもとに面談や個別の説明を受けます。最後に「譲渡申請および誓約書」に記入し、手続きは終了です。最短でも2時間以上はかかります。

 地域によっては事前申請制度⇒面談(審査あり)⇒譲渡(会)という流れのところもあります。また、行政に直接迎えにいくことのみが条件のところなど(身分証明書など必要)、手続きの複雑さはピンキリです。

保健所の犬を飼う時の注意点もあります。基本はその行政の管轄内に住む人を募集しています。管轄外に住んでいても、施設に足を運んで講習会を受けることを条件に譲渡しているところもあるので、インターネットの募集サイトを見て、気になる犬がいれば電話等で問い合わせてみることをおすすめします。

またこのサイトでは地域によって異なる譲渡条件(里親の居住地)、お時間がない方などの為に、比較的手続きが簡単で、他府県でも里親になれる行政などをピックアップして紹介していくつもりです。是非参考にして下さい。

 行政施設の犬は、元は家庭犬であっても、飼い主になった方の家庭ではゼロからの出発となります。犬にとっても慣れない環境の為、逃亡してしまうことも多くあります。再び迷子にならない為に、散歩の時には細心の注意を払う、リードをつけていない時家のドアから逃げ出さないよう気をつける等、最初は特に気をつけてあげた方がいいでしょう。家庭内でのしつけの必要性は未知数なので、気長にしつけてあげて下さい

 また野犬が多く収容されている保健所があります。(野犬なら即殺処分という地域もあるようです。)野犬は人になれていないだけです。犬好きで気長に根気よく育てられる方には最適のパートナーとなります。野犬は社会性が高く、生き延びた子は賢く生命力強いのです。警戒心が強いだけで、攻撃性はありません。是非、野犬も里親の選択範囲に入れてあげて下さい。